2007年05月28日16:125月25日NY株式相場
5月25日(ブルームバーグ):米株式相場は反発。コカ・コーラのエナ
ジー・ブランズ買収に加え、不動産業界での合併・買収(M&A)に関する憶
測を材料に買いが優勢になった。S&P500種は4日ぶりに反発したものの、
週間ベースでは3月以来、2カ月ぶりの下げとなった。
コカ・コーラは4月17日以来の大幅な上げ。米エナジー・ブランズを41
億ドル(約5000億円)で買収すると発表したことが買いを誘った。アパート
を保有する不動産投資信託(REIT)2位のアーチストーン・スミス・トラ
ストについて、UBSが買収対象になる可能性があると指摘した。これをきっ
かけに、産業別S&P500種株価指数の「不動産」は構成する14銘柄のうち
12銘柄が上昇した。
コカ・コーラのほか、米2位の株式市場ナスダックの運営会社ナスダッ
ク・ストック・マーケットがスウェーデンの証券取引所運営大手OMXを買収
することで合意した。年初からのM&A総額(発表ベース)は1兆ドルを超え
ており、前年同期比64%増となっている。
ベッカー・キャピタル・マネジメント(オレゴン州ポートランド、運用資
産約25億ドル)のポートフォリオ・マネジャー、ロバート・シェーファー氏は
「M&Aかプライベート・エクイティ(PE、未公開株投資)かにかかわらず、
流動性主導で相場は上昇してきている」と指摘。「不動産投資信託(REI
T)は全般に非常に強い」と述べた。
S&P500種は前日比8.22ポイント(0.6%)上げて1515.73となった。
ダウ工業株30種平均は同66.15ドル(0.5%)高の13507.28ドル。ナスダック
総合指数は同19.27ポイント(0.8%)上昇して2557.19。
週間ベースでS&P500種は0.5%安、ダウ平均は0.4%安となり、ともに
8週間ぶりの下落となった。ナスダック指数は0.1%下落した。
幅広い買い
ニューヨーク証券取引所の騰落率は3対1と、2週間ぶりの高さとなった。
原油先物相場が1.6%高になったため、エネルギー株が上昇し、全体の上げに
寄与した。業種別S&P500種では「エネルギー」が1.4%高と、全10業種中
で上昇率首位となった。
ニューヨーク証取の売買高は約12億株と、1週間前と比べ26%少なかっ
た。28日のメモリアルデーを含む3連休を前に一部の投資家が早めに休暇を取
ったため、商いは薄かった。
不動産株の上昇
アーチストーンは8%高となり、ほぼ7年ぶりの大幅な上昇率を遂げ、S
&P500種の構成銘柄で上昇率首位となった。
4月の中古住宅販売件数が前月比2.6%減の599万戸と、ほぼ4年ぶりの
低水準になったものの、REIT株はほとんど材料視しなかった。
鉱山株
金先物相場が前日に付けた2カ月ぶり安値から回復。銀相場も上昇したた
め、フリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールドなど鉱山株が上
昇した。
ナスダック株は下落。同社はOMXを現金と株式交換方式により251億ク
ローナ(約4500億円)で買収することで合意した。
NYSEユーロネクストの投資判断引き上げ
世界最大の証券取引所運営会社、米NYSEユーロネクストは上昇。ゴー
ルドマン・サックスのアナリスト、ジョシュア・カーター氏が世界の取引所の
統合が進むとの見通しがNYSE株の支援材料になるとし、投資判断を「売
り」から「中立」へ引き上げた。
クロフト・レオミンスターで約6億ドルの資産運用に携わるラッセル・
クロフト氏は「相場は適正水準にあり、M&A活動は続くだろう」と述べた。
2007年05月25日17:125月24日NY株式相場
5月24日(ブルームバーグ):米株式市場ではダウ工業株30種平均が
4日続落。新築住宅販売件数が予想以上に増加したため、今年中の利下げ期待
が一段と後退し、売りが優勢になった。国債利回りはここ2週間、上昇基調に
ある。
原子力発電で米最大のエクセロンやカリフォルニア州で第2位の公益事業
会社エジソン・インターナショナルが下落。国債利回りの上昇を受け、配当利
回りの魅力が薄れ、売りを誘った。ストレージ(外部記憶装置)メーカーの米
ネットワーク・アプライアンスが発表した収益見通しがアナリスト予想に届か
なかったため、ハイテク株は全般に下げた。
新築住宅販売の急増に加え、4月の米製造業耐久財受注額が3カ月連続で
増加。景気全体の足を引っ張ると懸念されていた住宅市場と製造業が持ち直し
てきたことを示唆した。フェデラルファンド(FF)金利先物相場が示す9月
の利下げの可能性は9%。前週は51%だった。10年債利回りはほぼ4カ月ぶ
りの水準に上昇した。
モルガン・アセット・マネジメントで300億ドルの資産運用に携わるウォ
ルター・ヘルウィッグ氏は「耐久財や新築住宅の統計を受け、利下げは以前考
えられていたほど早期には実施されないとの見方が広がった。つまり、株式相
場には好材料ではないということだ」と語った。
ダウ工業株30種平均は前日比84.52ドル(0.6%)安の13441.13ド
ル。S&P500種は同14.77ポイント(1%)下げて1507.51と、10日以
来の大幅な下落率となった。ナスダック総合指数は同39.13ポイント
(1.5%)下落して2537.92。
ニューヨーク証券取引所の騰落率は1対6。売買高は18億株と過去3カ
月の平均を9.9%上回った。
公益事業株の下落
業種別S&P500種で「公益事業」は2.7%安と、ほぼ3カ月ぶりの大幅
な下落率となった。公益事業株の配当利回りは平均で2.9%と、S&P500種
全体の1.8%を上回っている。10年債利回りは一時、4.9%と1月31日以来
の高水準を付けた。
ポイント・ビュー・ファイナンシャル・サービシズのデビッド・ディーツ
ェ社長兼最高経営責任者(CEO)は「10年債利回りが過去10日間、上昇基
調にあり、1月以来の高水準にあることに注目が集まっている。金利の上昇は
株式の投資家にとって不安な材料だ」と述べた。
米商務省が24日に発表した4月の米新築一戸建て住宅販売(季節調整済
み、年率)は前月比16%増の年率換算98万1000戸となった。増加率は過去
14年で最大。ブルームバーグ・ニュースが実施したエコノミスト予想の平均は
86万戸だった。新築住宅価格の中央値は前年同月比11%下落して22万9100
ドル。前年同月は25万7000ドルだった。下落率は1970年以降で最大とな
った。
4月の米製造業耐久財受注額は前月比0.6%増加した。ブルームバーグ・
ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値(1.0%増)は下回った。変動の
大きい輸送用機器を除く受注は4月に前月比1.5%増加した。
ネットワークAの急落
ネットワーク・アプライアンスは17%安と2002年以来の大幅な下落率と
なった。S&P500種の構成銘柄の中で下げが最もきつかった。5−7月(第
1四半期)の売上高と特別項目を除く1株利益の見通しがともにアナリスト予
想に達しなかった。
業種別S&P500種では「情報技術(IT)」が1.7%安と3月13日以
来の大幅な下げとなった。
S&P500種の「エネルギー」は1.6%安。原油先物相場が2.4%下げ、
エクソンモービルなどに売りを誘った。
2007年05月24日16:385月23日NY株式相場
5月23日(ブルームバーグ):米国株式相場は下落。半導体メーカー
の米アナログ・デバイセズが発表した収益見通しがアナリスト予想を下回った
ことがハイテク株に売りを誘った。グリーンスパン前米連邦準備制度理事会
(FRB)議長が中国株について「いずれ劇的な収縮に見舞われるだろう」と
述べたことも売り材料。
ダウ工業株30種平均の構成銘柄の中ではマクドナルドやインテル、IB
Mの下げがきつかった。S&P500種株価指数はハイテク株軟調の影響で下げ
た。アナログ・デバイセズは9カ月ぶりの大幅安となった。
朝方は買いが先行し、S&P500種は3日連続で2000年に付けた終値ベ
ースでの最高値を上回った。グリーンスパン前議長は、年初来で約90%上昇し
ている中国の代表的な株価指数CSI300指数について、「持続不可能なのは
明らかだ」と語った。
D.A.デービッドソン(運用資産170億ドル)のチーフ市場ストラテ
ジスト、フレデリック・ディクソン氏は「中国がどのくらいアジア市場に影響
し、世界的な株安を招いたかが、恐らく投資家の頭をよぎったのだろう」と述
べた。2月27日に中国当局が投機的な取引に対する規制を強化したため、全
世界で3兆2000億ドルの時価総額が喪失した。
ダウ工業株30種平均は前日比14.30ドル(0.1%)安の13525.65ド
ル。一時は取引時間中の過去最高値を付けた。S&P500種は同1.84ポイン
ト(0.1%)下げて1522.28で終えた。一時は1532.43と、2000年に付け
た終値ベースを5ポイント超える場面もあった。ナスダック総合指数は同
10.97ポイント(0.4%)下落して2577.05。
アナログ・デバイセズ
アナログ・デバイセズは10%安と、S&P500種構成銘柄の中で下落率首
位だった。第3四半期の1株利益について33−37セントとの見通しを示した。
ブルームバーグ・ニュースの調査ではアナリスト予想の平均は41セントだっ
た。業種別S&P500種では「情報技術(IT)」が0.8%安になった。
グリーンスパン前議長が言及したCSI指数はこの日、3938.95と最高値
を更新した。2006年は2倍になっていた。
ウェドブッシュ・モーガン証券のシニア株式トレーダー、マイケル・
ジェームズ氏は「中国株式相場の強さは米市場の投資家心理を明るくしている。
グリーンスパン前議長のような人物が中国株の劇的な収縮を予想すれば、一部
の参加者をわずかでも神経質にさせる」と話した。
ニューヨーク証券取引所の騰落率は2対3だった。売買高は16億株で、
過去3カ月の平均を1.1%下回った。
優良株の下落
マクドナルドは1.8%安と、ダウ平均の構成銘柄の中で下落率首位となっ
た。インテルやIBMも下げた。
業種別S&P500種で「公益事業」は1.2%下落した。10年債利回りが
1月以来の水準に上昇したため、配当利回りの高い銘柄の魅力が弱まった。公
益事業株の配当利回りは平均で2.8%と、S&P500種全体の1.8%を上回っ
ている。
フェデラルファンド(FF)金利先物相場が示唆する9月までの利下げの
可能性は19%と、1週間前の41%から後退している。
朝方の上昇
朝方はアナリスト予想を上回る決算や企業の合併・買収(M&A)観測で
買いが先行した。
米ディスカウントチェーン2位のターゲットが23日発表した2007年2
−4月(第1四半期)決算では1株利益が75セントと、アナリスト予想(71
セント)を上回った。後発医薬品や家電製品が好調で、既存店売上高は4.3%
増加した。
アルコア上昇
アルミ大手のアルコアは3.7%高と、ダウ平均の構成銘柄で上昇率首位と
なった。同業のカナダのアルキャンがアルコアからの買収提案を拒否するよう
株主に求めた。
エネルギー銘柄
業種別S&P500種では「エネルギー」が0.3%上昇した。ガソリンの需
要増に製油所のガソリン生産が追いつくかどうかについて、懐疑的な見方が広
がり、原油相場が上昇したことが背景にある。
2007年05月23日16:465月22日NY株式相場
5月22日(ブルームバーグ):米国株式市場ではS&P500種株価指数
がほぼ変わらず。ポールソン米財務長官が住宅市場の低迷について、ほぼ終了
したとの認識を示したため、金融株や住宅関連株を中心に買いが入り、底堅く
なった。
住宅市場の需要が回復するとの思惑から米S&L(貯蓄・貸付組合)最大
手のワシントン・ミューチュアルや金融サービス大手のシティグループに加え、
S&P住宅建設株指数を構成する全16銘柄が上昇した。米カジノ運営MGM
ミラージュ株が急伸。1989年以来、最大の上昇率を記録した。MGM株の過
半数を保有する資産家カーク・カーコリアン氏の運営する投資会社トラシンダ
は21日、MGMがラスベガスに所有するベラージオ・ホテル・アンド・カジ
ノなどの買収交渉を進める意向を明らかにした。
オッペンハイマーのチーフ投資ストラテジスト、マイケル・メッツ氏は
「この日のけん引役は住宅建設株だ。最悪期は脱したとの見方が広がりつつあ
る」と述べた。
ニューヨーク証券取引所の騰落率は4対3となった。S&P500種は2日
連続で終値ベースでの最高値を上回ったものの、エネルギー株の下げが重しと
なり、上値が重くなった。
ダウ工業株30種平均は前日比2.93ドル安の13539.95ドル。S&P
500種は同0.98ポイント(0.1%)下げて1524.12で終えた。一時は
1529.24と、2000年3月24日に付けた終値ベースをほぼ2ポイント超える
場面もあった。ナスダック総合指数は同9.23ポイント(0.4%)上昇して
2588.02。インテルの上昇が寄与した。
ほぼ終了
ポールソン財務長官はCNBCに対し、住宅市場の低迷は経済のほかの分
野に広がっておらず、調整はほぼ終了したとの認識を示した。S&Pの住宅建
設株指数は前日比3.5%上昇した。
カーコリアン氏
MGM株は27%高。カーコリアン氏が運営する投資会社トラシンダがMG
M株の未保有分について「財務再建」も含めた選択肢を検討していることを明
らかにした。
住宅ローン株も上昇した。米監督当局からサブプライム(信用力の低い個
人向け)住宅ローンの提供停止を命じられた米不動産ローン会社、フリーモン
ト・ゼネラルが商業用不動産部門を金融会社アイスター・ファイナンシャルに
19億ドル(約2300億円)で売却すると発表。併せて、幹部3人の交代も明ら
かにしたことを好感し、買いが入った。フリーモント株は41%高。
「株にほろ酔い」
ジョンソン・リサーチ・グループのチーフ投資ストラテジスト、クリス・
ジョンソン氏は「企業の合併・買収(M&A)活動が過去3、4週間の鍵にな
っている。活発な活動状況がニュースとして流れ、株式の需給要因に注目する
参加者は好調な株価にほろ酔い気分だろう」と語った。
インテルはダウ平均の構成銘柄で上昇率首位。ほかのテクノロジー株をけ
ん引した。欧州最大の半導体メーカー、STマイクロエレクトロニクスと採算
割れのフラッシュメモリー事業を統合し、新会社を設立すると発表。フラッシ
ュメモリーの世界最大メーカーが誕生することを好感し、買いが膨らんだ。
高値警戒感
米投資サービス会社ラッセル・インベストメント・グループ(ニューヨー
ク)のチーフ投資ストラテジスト、アーニー・アンクリム氏は「1999年後半
のS&P500種と現在を比べるなら、企業収益に注目すべきだ。企業利益は当
時の2倍近くに成長したが、株価はほぼ同じ水準にある。過去数年、企業収益
は株価をさほど押し上げずに伸びてきた。そのため、現在は1999年に比べた
高値警戒感は弱い」と述べた。
小売株軟調
ニューヨーク証券取引所の売買高は約14億8000万株と、過去3カ月の
平均を7.8%下回った。
小売株は軟調。オフィス用品小売り最大手ステープルズが収益見通しを引
き下げたことなどが悪材料となった。
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2007年05月22日17:385月21日NY株式相場
5月21日(ブルームバーグ):米国株式市場ではS&P500種株価指数
が続伸。一時は終値ベースの過去最高値を超える場面があった。この日だけで
400億ドルを超える企業の合併・買収(M&A)の発表があり、過去最高ペー
スで増えているM&Aが一段と加速していることから、買いが優勢になった。
米地域携帯電話サービス大手オールテルは、投資会社TPGと米ゴールド
マン・サックス・グループのレバレッジドバイアウト(LBO)部門が約247
億ドルで買収することで合意した。世界最大のインターネット小売業、米アマ
ゾン・ドット・コムはS&P500種の構成銘柄で上昇率首位となった。シティ
グループ・インベストメント・リサーチが目標株価を引き上げたことがきっか
けだった。
ダウ工業株30種平均は小幅安に転じたものの、ニューヨーク証券取引所
の騰落率は約2対1となった。ブルームバーグのデータによると、S&P500
種構成企業全体でみた増益率は14四半期連続で株価の伸びを上回っており、
PER(株価収益率)は過去10年の平均を34%下回っている。PERの低下
によりM&Aが活発化し、年初から1兆400億ドルと、昨年の同期を69%上
回っている。
米資産運用会社ブラックロック(運用資産1兆ドル超)の最高投資責任者
ロバート・ドール氏は「資金は豊富にあり、比較的安く調達できる。株価は割
高ではなく、世界経済は堅調に成長している。それがM&Aが多い背景にあり、
この現象は続くと思う」と述べた。
S&P500種は前週末比2.35ポイント(0.2%)上げて1525.10で終
えた。一時は1529.87と、終値ベースでの過去最高値である1527.46を超え
る場面があった。ナスダック総合指数は同20.34ポイント(0.8%)上昇して
2578.79。ダウ平均は同13.65ドル(0.1%)安の13542.88ドル。
オールテル買収
オールテルは1999年12月以来の高水準となった。同社の株主は1株当
たり71.50ドルを受け取る。これは前週末の終値を9.6%上回る水準。スタン
フォード・グループのアナリスト、マイケル・ネルソン氏の予想である70ド
ルも上回っている。
米3位の携帯電話サービス会社、スプリング・ネクステルも上昇した。
アマゾン・ドット・コムは7.9%高。シティグループのアナリスト、マー
ク・マハニー氏が目標株価を30%超引き上げたことが買いを誘った。
ニューヨーク証券取引所の売買高は約15億1000万株と過去3カ月の平
均を6%下回った。
S&P500種株価指数の株価収益率(PER)は過去1年、約17.9倍で
推移している。2000年以来の平均は27.1倍。
米スチュワート・キャピタル・マネジメント(ピッツバーグ)のシニア・
ポートフォリオ・マネジャー、アンドルー・サイバート氏は「長期的には収益
が引き続き株価や相場全体を左右する。M&Aは二次的な要因にすぎない」と
述べた。
ウィリアムズの資産
米最大の天然ガスパイプライン運営会社、ウィリアムズはエネルギー取引
資産を米証券大手ベアー・スターンズに5億1200万ドルで売却することで合
意した。債務格付けを引き上げるのが狙いで、ウィリアムズの株価は7.3%高
と、S&P500種構成銘柄の中で上昇率2位となった。
時価総額で世界2位のゼネラル・エレクトリック(GE)も上昇。プラス
チック部門を約116億ドル(約1兆4000億円)で化学製品メーカー、サウジ
アラビアのサウジ基礎産業公社(SABIC)に売却することで合意。売却益
などで最大20億の自社株買いを実施する計画を明らかにしたことが買いを誘
った。
原油先物相場が2%超上昇し、1バレル66ドル台で終えた。エクソンモ
ービルやコノコフィリップスなど石油株が上昇した。
個人消費関連分野の先行き
ウェッジウッド・パートナーズの最高投資責任者、デービッド・ロルフ氏
は「米国の消費者は無理をしている。個人消費関連分野の弱さは続くだろう」
と述べた。
米住宅関連消費財小売りチェーン2位のローズが下落。21日発表した2−
4月期(第1四半期)決算で1株当たりがアナリスト予想を下回り、通期の集
計見通しを下方修正したことが嫌気された。
ダウ・ジョーンズ(DJ)も下げた。メディア王ルパート・マードック氏
率いる米メディア大手ニューズ・コープがDJに50億ドル(約6073億円)
の買収を提案したことについて、パリ・リサーチのアナリスト、リチャード・
グリーンフィールド氏は21日付の投資家向けリポートで、ニューズ・コープ
が買収提案を取り下げる可能性があるとの見方を示したことが売りを誘った。
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